アットマークの様々な用法

 アットマークは、古来ラテン語の「ad」の略語から発展し、商用の単価を表す意味で使われ、近年最も有名な使い方は、電子メールのユーザー名とホスト名の分かれ目を表す記号であろう。しかし、さらに近年はさまざまな使われ方をし始めている。

例えば、ある人の別名などを表す記号として、「ジョン・スミス@ジーン・スマイス」などの使われ方で、行方不明者の捜索記事や、死亡記事など、短い文章での記事に使われることがある。

その他、様相論理学での現実世界を現す@や、RPGゲームでのプレイヤーを表す@、掲示板での返信記号(@ジェームス」などのように使う。日本では「> ジェームス」が多い)、ハッカー同士の連絡では、単にアルファベットの「a」の代わりなど、使い方は様々である。

日本では、電子メールのアドレスの他は、「加藤@総務部」のような自分の所在を表す記号として使うことが多いのではないだろうか?この使い方は、対外的に使えるものではなく、あくまでも社内連絡や親しい間柄の間のみである。

アットマークの起源

 

アットマークの由来は、中世の修道士が、ラテン語の「ad」を縮めて、アルファベットの「a」の周りに「d」の半周を書いたことが始まりとされている。

この「ad」は、後にイングリッシュで「to」や「toward」、「near」、「at」の語源となった単語で、今から1,000年ほど前、商用の言葉で「at a rate of」の略語として使われたのがはじまりのようである。

これは、ものの単価を表す言葉で、「塩10ポンド@100セント」などのように使ったりする。

この用法は、今でも一部の業界では使われている用法で使っている場合もある。

その後、1880年にはこのアットマークが正式な記号としてキーボード上に載ることになり、20世紀にはアットマークがその元々の意味として使われることはほとんどなくなったが、キーボードから無くなる事はなかった。

それからインターネットが普及し、世の中にパソコンが出回るようになると、1971年、電子メールの創始者であるレイ・トムリンソンがメールアドレスのユーザー名とホスト名の間の記号として使ったことから、またたくまに世界中で使われるようになった。ただしこの場合のアットマークは、商用の「at a rate of」の略語ではなく、「at some other host」の略語である。

アットマークとは

 

アットマークとは、「@」で表される記号のことで、インターネットの普及と共に使われるようになった電子メールのアドレスに必ず使われることから、多くの人に認知されるようになった。

電子メールのアドレスだけでなく、最近は社内のメール本文の出だしとして、「加藤@総務部です」など、自分の所属を表す場合でも使われる場合も多い。

アットマークは、通常その役割を果たすためには、半角英数字で表さなければならず、全角の「@」と書いてしまうと、単なる記号である。

アットマークは、英語の「a」をもじったもので、古くは商用の「単価」を表す記号として使われていたので、意外と歴史は古い。

たとえば、レモン@100円などと使われたりした。この場合はレモン1100円と言う意味である。

もしくは、その業界の最小単位(1ダースや、10kgなど)を表す。

これは、英語の「at a rate of」〜の単価という言葉から直接来ている使われ方で、省略して頭文字の「a」だけを記号化している。